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思いついたから書く 2

シルフィ「………これでよしっと」


―――株式会社JWMの某事務所。
疑似ラジオ番組【仮魂】の構成作家、シルフィアスは
八月中旬の進捗をまとめていて、ようやくその作業が終わったところだった。
時間を見ればそろそろ12時。お昼になろうとしていた。


男性社員A「今日はがっつり食いたいから和幸行こうか」

男性社員B「いいですね。行きましょうか」

女性社員A「そんな重たいもの食べて大丈夫なんですか?」

男性社員A「平気平気w」

シルフィ「………」


他の社員はいくつかのグループを作って一緒に食事に出かけるようだ。
しかし、シルフィアスはどのグループにも属さない。
外食に行く社員達を横目に見ながら、シルフィアスは事前に買っておいた
菓子パンをコンビニ袋から取り出す。


――――シルフィアスは一人だった――――


小学校からこの業界の専門学校の間で、シルフィアスは
そのような、いわゆる『仲良しグループ』というものに
遭遇したことがない。
子供のころから無口で、しかも年中何かしらの本を
片手に読書に没頭する毎日。
成績は優秀でスポーツも万能であり、どの学校にいっても
優等生の、しかも極めて上位に君臨できるほどの人間であった。

しかし、人間関係に至っては不得意であった。

仮魂スタッフであるセレスプロデューサーや
聖王リヴァイアディレクターは同じ大学のサークル仲間である。
元サークルメンバーの月千夜はバイト先の女の子に
結構人気があるらしく、仲良しかは解らないが賑やかにしている。

また、シルフィアスには実はまだ理解できていないが、
ジールラファルと宵凪は『前世界』での面識があるらしく、
宵凪は否定しつつも仲良しである。

レスヴィリアは相変わらずのノー天気な性格で
彼女の周りに居る人は常に明るい空気を作りだしている。

ジールのマネージャーの雪千夜も、性格に問題があるにも関わらず、
でもなぜか女性陣がいつも周りに居る気がする。

宵凪のマネージャーのディシディアも、消極的ではあるが
周りには天然と思われているらしく、連れまわされている。


しかし、シルフィアスにはそれがない。
誘われれば断らないのだが、そもそも誰も声を掛けてはくれない。
そして、そのことをシルフィアス本人、別に問題視もしていない。
『学ぶために学校へ行き、仕事をするために仕事場に来る』
この文面に何の間違いがあろうか、おそらく誰も間違っているとは
言えないだろう。
しかし、何かが欠けていることは周りの人間もしかり、
当の本人も気付いている。

気付いていてなお、問題視していない。



―――――――――――


12時ジャストの予鈴が鳴り終わり、シルフィアスは
1つ目の菓子パンの袋を開けようとした。が……。


ジール「ほいお疲れ。差し入れだよん」

シルフィ「?」


ふと横から差し出される新たなる菓子パンと、
その菓子パンから生える…………否、
仮魂のパーソナリティの一人、ジールラファルが
菓子パンをシルフィアスに差し出していた。


シルフィ「あれ、こっちの事務所に来る予定でもあったんですか?」

ジール「まぁそんなところ」

シルフィ「ありがとうジール」

ジール「いえいえwもしかして惚れたかい?w」

シルフィ「好きではありますけど、期待してる方面の好きでは
     ないかと思われます」

ジール「あっそwまぁいいけど」

シルフィ「惚れてて欲しかったんですか?」

ジール「んー、どっちでも?w」

シルフィ「ふむ、メロンパンですか。中にカスタード入ってますか?」

ジール「たっぷり入ってるぞ」

シルフィ「さすがジールさんですね。解っていらっしゃる」


そういってシルフィアスは自分の菓子パンより先に
ジールのくれたメロンパンを開けて、一瞬のうちに飲み込んだ。


ジール「………パンってさ。結構乾きものだと思うんだよ。
    それを飲み物もなしに一気飲みするとか人間なのかお前はww」

シルフィ「甘いものが好きなんです」

ジール「いやそれは解ってるんだけど……」


さすがのジールも、シルフィの甘党レベルにはついていけないようだった。
昼飯もおそらく甘いものだろうと察しただけでも
ジールは褒められるべきである。


ジール「でもまぁ、思ったより量は少ないんだな」


シルフィアスの持参している菓子パン12,3個を見て
量が少ないと言ったジールは別に異常な精神をしているわけではない。
長くシルフィアスと付き合っていた経験側からいって、
菓子パン12個は少ないと判断したのだ。


シルフィ「ん……節約中?」

ジール「昼飯に軽く1300円↑使うののどこが節約なんだよww」

シルフィ「地元のスーパーで買ってきた激安菓子パンなので
     1個60円ぐらいですよ」

ジール「なるほど……まぁでも800円ぐらい行きそうだな」

シルフィ「833円でした」


淡々と告げるシルフィアス。
しかし、そもそも昼休みに人とここまでしゃべるのは
かなり珍しい経験である。
淡々としていながら、いつもより機嫌がいいなとジールは心の底で思っていた。


ジール「そういえばシルフィって好きな人とかいないの?恋愛的な意味で」

シルフィ「いませんね」


そう言いながらシルフィはもう11個目の菓子パンに手をかける。
11個目までに到達するまで2分もかかっていない。


ジール「即答だな……シルフィのその小動物(?)的な
    食べっぷりを見せれば、男なんてイチコロだと思うけどな!」


ネズミを丸飲みする蛇がはたして小動物なのかはこの際置いておいた。


シルフィ「はぁ、よくわかりませんけど」


そして12個目の菓子パンに手をかけるシルフィアス。
本当に味わって食べているのかと不安になるジールである。


ジール「そんなんでいいのかねぇ………まぁ、
    本人がいいならいいんだけど」

シルフィ「いいとか悪いとかの判断も、そもそも理解ができないので
     判断できないですね」

ジール「ラブストーリー的な本とかも読んでるんだろ?」

シルフィ「はい」

ジール「ならわかるんじゃね?それともそういうのは一切感動しないとか?」

シルフィ「感動しますよ」


基本的に表情から感情が読み取れないシルフィアスから『感動しますよ』と
言われたところで、まったくもって説得力がなかった。


ジール「たとえば、どんなシーンが?」

シルフィ「そうですね……例えば舞台は学校モノで、幼馴染の男女がいて、
     女の子のほうが実はひそかに男の子のことを好きだけど
     幼馴染という『壁』に悩まされるところとか」

ジール「ほうほうww」

シルフィ「それで、男の子を振り向かせようとして
     あの手この手でアピールするんですけど、男の子のほうは
     『幼馴染だから』で片付けてしまうんですよ」

ジール「うわ、嫌だなww」

シルフィ「ついに男の子に対する思いが爆発した女の子が、
     告白をするんです」

ジール「それでww」

シルフィ「それでやっと女の子の気持ちがわかった男の子は、
     今までその女のこがどういう気持ちで自分に接してきたのか
     を思うと本当に申し訳なく思ったりして」

ジール「いてぇwwwwwww」

シルフィ「それで、幼いころの思い出の品を駆使して
     男の子が告白し直すんですよ。それで女の子のほうが泣いてしまって、
     思わず抱きついてしまうシーンとか。
     そんな感じのはかなり感動してしまいましたね」

ジール「聞いてるだけで感動が伝わってくるわwwww」


感動感動と言いながら終始ジールは笑っているが、
シルフィアスは特に気にしてなかった。


ジール「うぅむ、なんだろう。もしかしたらなんだけど」

シルフィ「はい?」


ジールが笑うのをやめていきなり真剣な顔で言う。


ジール「子供のころから本ばかり読んでて、ある意味職業病みたいな……、
    なんていうのかな。物語の話ばかりで感動してて
    リアル生活がだんだん遠くなっていったんじゃないのか?」

シルフィ「そうなんですかね」

ジール「ていうか子供のころから読んでた?そういう本」

シルフィ「えぇ、読んでましたが。一日3冊ぐらいは」

ジール「一か月90冊ktkrwwwwwwww」


ジールは笑い転げながら、真剣な顔を辞めて
シルフィの肩をポンと叩いた。


ジール「まぁ、それも一興でしょうww」

シルフィ「はぁ、なるほど、一興ですか」

ジール「そそ、一興一興ww」


おそらくそういった過去が今の現状を表しているのだと思うが、
ジールもやはり、それを問題視するほどでもないと判断した。

なぜなら、もうジールとシルフィアスは仲良しのように
話ながら昼休みを謳歌しているのだから。


ジール「まー私はそろそろ行くよw
    なんか江戸川ドイルが私に話があるらしくて、
    近くのマックを占領してるらしいんでw」

シルフィ「江戸川ドイルさんですか……雪千夜さんの彼女でしたっけ?」

ジール「たぶん違うと思うぞwまぁその雪千夜のことで
    色々聞きたいことがあるとかないとか」

シルフィ「そうなんですか。災難ですね」

ジール「まったくだw」


シルフィアスもジールも、江戸川ドイルが本当に何者なのか
未だに理解できないでいる。
軍人?いや、軍人マニアのNEET?

そして江戸川ドイルと付き合っているところを宵凪が目撃したら、
またドラマが生まれるんだろうなと、
シルフィアスは心の中でwktkな気持ちで想像した。


ジール「んじゃね」

シルフィ「はい。また」


そう言って手を振りながら、ジールは事務所を後にした。
残されたシルフィアスは、最後の13個目の菓子パンを丸のみしながら、
『楽しかった』と呟いたのであった。




To Be Continued...
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なるほど・・・なるほど!

No title

>戦神軍皇覇王【特攻】
な、何がなるほど・・・?

気づいたら2まで読んでたでござる!これがジール氏の力か‼

って意味での『なるほど』でした

No title

>戦神軍二代目炎皇覇王【特攻】
そういうことですかw
いやまぁこのような駄文に付き合う貴方は
よほどの酔狂……いえ、モノ好きということですな!(ぉぃ

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